同じ会派の出雲けいこ議員と、浦和にある自立援助ホームを訪問し、館長さん達にお話を伺い、お部屋を見学させていただきました。事情があって家族と離れて生活し、学校や仕事に行ったりしている15歳から20歳までの若者達。そこで若者達の親代わりとして自立を助けているスタッフの先生方。まなびの家さんは男子専用で現役の高校生が多く、スタッフは元学校の先生が多いそうです。なので、学校の勉強もしっかり見てもらえるのが強みです!!勉強もきちんと取り組めば達成感や自己成長を感じやすいので、本人達が自信を取り戻す上で大事な役割を果たすと思いました。先日別のフリースクールを見学させていただいた時も思ったことです。
まなびの家さんには、たくさんの本があり、キッチンの他に各自それぞれにプライバシーが確保される個室があり、お風呂にシャワー室、、とてもキレイで快適な環境が整っていました。
色んな事情があって家族と離れて暮らす若者達ひとりひとりの心のケアをしながら信頼関係を構築しながら社会に送り出していく、先生方の使命感と情熱には本当に胸打たれました。虐待などで傷ついても、ひとりでも真剣に愛情を持ってその子に関わってくれる大人と出逢えたら、その子の人生は大きく変わるであろうと思います。
埼玉県にはこのような自立援助ホームが他県より多くあるそうです。大切なのはこのような場の存在を知って、必要な若者がそこにつながれること!!親ガチャと言う言葉があるように生まれ育つ環境は選べないけど、ヤングケアラーになってる子もいるけど、自分のための人生を選ぶことも可能だということ。今、大変な思いをしている若者がいたら知って欲しい。そして周りの大人もそう言う選択肢があることを教えていただけたらと思います。
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