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【12/1(日)「リリアンのゆりかご」上映会と‘不寛容’についての参加型講演会@越谷 に参加しました】

  • 執筆者の写真: satomisasakims
    satomisasakims
  • 2024年12月1日
  • 読了時間: 2分


  「リリアンのゆりかご」は、社会に衝撃を与えたやまゆり園障害者殺傷事件の加害者である植松死刑囚と障害を持つ子を育てている報道記者である神戸金史氏とのやり取り(対話?文通や面談の記録)とともに、記者が追ってきた国内の人権問題、ヘイトスピーチ等の現場を取り上げたドキュメンタリー映画でした。社会的な分断や攻撃を生む憎悪や排除、見ていて苦しくなる場面も多くありましたが、神戸監督の親子のやり取りは本当に愛に溢れていて、誰も命の価値を問えるはずはないのに、このような犯罪を生んだ背景や構造にも思いを馳せさせられました。


    なかなか一人で観ると重たいテーマではありますが、神戸監督や越谷市議会議員の山田裕子さん交えての会場とのトークセッションも映画を題材に一段と話が深まり、メディアの役割や福祉の現場の現状、不寛容に不寛容であってよいのか?と言う話題にも及びました。本来地域社会には障害者含め色んな方が生活しているのであり、お互い顔の見えて、頼ったり弱音を吐いたりできるごちゃまぜのコミュニティを作っていくことがそう言う分断や憎しみをなくしていく一歩であり、それがひいては誰もが生きやすい社会を作っていくことにも繋がるのだろうなと思いました。先月観た映画「サンゼロ」にもつながります。福祉の世界が人間性を排除せざるを得ない構造になっている現状も、高齢化社会においては私達誰もが無関係ではいれないし、皆で変えていかねばなりません。




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さいたま市議会議員

佐々木さとみ

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