【7/7(火)小金井小学校のICTを活用したインクルーシブ教育と不登校支援を視察しました🎵】
- satomisasakims
- 7月7日
- 読了時間: 4分
会派の有志で、東京学芸大学付属小金井小学校のICTを活用したインクルーシブ教育と不登校支援の実践を視察してきました。
●生成AIを活用した国語の授業を参観
この領域の第一人者、鈴木秀樹先生のごんぎつねの授業を参観!!子ども達が物語の感想を生成AIと対話しながら作ります。何を目的に何を対話し何をして欲しくないか(例えばAIとの対話だけでなく本文に戻る等)先生が予めプロンプトを設定したAIとの対話で子ども達の考えが深まります。
AIとの対話後の小グループでの感想共有はとても盛り上がり、全体での先生とのやり取りも大人顔負けの深い視点が次々出ました。子どもの力を本来自分でできることをICTにやらせて奪う形ではなく、人との関わりや自己表現への抵抗を減らし、そっと背中を押し、力を引き出す方向でテクノロジーを活用する点、大変参考になりました。
●保健室にある心を元気にする空間
カーテンで区切った一画に、色・音・臭い・触覚など複数の感覚刺激で心を落ち静められるスヌーズレンが設置されていました。柔らかいクッション、アロマスプレー、CDプレイヤー、暗いと光るグッズなど、身の回りのものでこれだけの空間を作れるのだと感心しました。
「カーっと頭に血が上ったらまず保健室においで」と養護の佐藤牧子先生は子ども達に伝えてて、子どもが一人で来て、休んでクールダウンして帰ることもあるそうです。さいたま市では、あいぱれっとで定期的に体験できますが、こういうスペースが校内にあったらなあ、特にむしゃくしゃがたまりやすい高学年(中学校)に欲しいなあと思いました。
●保健室でバーチャル空間を使った不登校支援
保健室にあるモニターで、養護の先生が不登校児童とメタバース空間で実名でないアバターを使ってやり取りしています。プライバシー設定を変えて、グループ活動にも個別支援にも使えるそうです。
現在あるお子さんはこのような形の保健室登校とフリースクールを併用しているとのこと。必要に応じてカウンセラーや教育支援センターとつなぎ、安心できる人と場所を増やしていくのに保健室が大きな役割を担っています。
●作業療法士が来るリソースルーム
そして、リソースルームではマットやテント、身体を揺らして遊べる室内用遊具があり、ここに非常勤の作業療法士の先生が来て子ども達の感覚統合をサポートしてくれます。
私も昨年の一般質問で、インクルーシブ教育に作業療法士などの専門家の活用を提案し、まさにそれが実現されていて感動しました。今後、受給者証を持っていない子にも放課後デイ的な支援ができるよう、ここで放課後の活動をしたいとおっしゃっていました。
●WizeFloorで遊びながら学ぶ
そして、フロアプロジェクション室では、6月定例会の一般質問で取り上げたWizeFloor(ワイズフロア)の実物を観ました!!WizeFloorは、フロアに映した画面上で遊んだり、学んだりできるもの。漢字や都道府県の学習を私達も体験!!形を捉えるのは大人も意外に難しく、これなら勉強が苦手な子でも、大人とゲーム感覚で遊びながら学べそうです。
デンマークでは全学校にもあり、国内では神戸市で全特別支援学校に、そして石川県立図書館に導入されています。e-スポーツにも似てて、上手下手が関係ないので、多世代交流とも相性良いとのことでした。
保健室からここまで多様なリソースと活動を発展させ、担任や多様な専門家と連携して子ども達を支援している佐藤先生は、本当にすごい方でした。養護教諭は毎日学校に来ているので子ども達と一番接点を持てる、そこからつながるのが一番!とおっしゃってて、実際校内では佐藤先生に子ども達が次から次へと声を掛けてきます。
そして、校内を動き回る佐藤先生を子ども達がアレクサで呼び出せるようになってて、各お部屋には学芸大の学生さんがインターンとして研究兼ねてサポートに入っていました。教育と研究と人材育成を同時に進めながら発信いただいている、今回その現場を直接見ることができ、とても貴重な機会でした。私達も、お伺いさせていただいことをさいたま市の教育施策に活かしていきたいと思います。



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