top of page
  • 執筆者の写真satomisasakims

【4/14(日)「不適切保育の要因と予防〜こども達の健やかな成長を目指して~」に参加しました♪】



   自治研究セミナーで「不適切保育の要因と予防〜こども達の健やかな成長を目指して~」と題して、埼玉純真短期大学の高橋努准教授の講演をお聴きしました。


 埼玉県でも熊谷市(2022年)や草加市(2019~21年)などで不適切保育の事案が発生。子ども家庭庁により「保育所等における虐待等の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン(令和5年5月)出された。



 ●このような不適切保育を防ぐためには、そもそも職員や保育士など大人同士がお互いを尊重し、風通しの良い風土があることが大事。そうでないと問題は、隠蔽されてしまう。


 ●最近では発達に課題を持つお子さんも増えている。児童発達センターのソーシャルワーカーが保育の現場を巡回して保護者や保育士の相談の乗っているようだが、保護者と保育現場で同じ指針にもって対応を統一することが大事。仕事などで忙しい保護者も多くて、すれ違うことが多いのだそう。


●不適切保育がないかチェックするための巡回要員について。外部からの視点、第三者性が大切だが、市民(保護者)をサポーターとして保育士1日体験などで交替で現場に入ることで、保育士の指導については虐待の抑止になるし、先生方の苦労が伝わって親を育てることにもなると感じた。

 ここでも保護者と保育者との連携が再び強調されていて、保育士さんだけの問題ではないことが分かった。

 学校でも給食を無理やり食べさせられた、大声で怒鳴る先生の声が怖いなど先生の指導の仕方についての相談を受けることが時々ある。指導の仕方についても個人差ですますのではなく、専門家も含めて、効果的な方法が共有されていく必要があると感じた。




bottom of page