【4/28(月)会派で川越市にユースクリニックの取り組みを伺いに訪れました♪】
- satomisasakims
- 4月28日
- 読了時間: 3分
ユースクリニックとは
北欧発祥の、若者中心に
性や身体と心について気軽に専門家に相談したり
正しい知識を得たりできる場所のことです。
医療行為を行う場所ではありません。
川越市では
男女ともに性や妊娠に関する正しい知識を身につけ
栄養管理を含めた健康管理を促す
プレコンセプションケア推進を目的に
「すくすくかわごえ」という子育て支援施設にて
令和6年10月から月1回ペースで開催されています。
主催するのは
学校での性教育講座の講師として有名な
埼玉医科大学の産婦人科医の
高橋幸子先生(さっこ先生)が理事を務める
一般社団法人彩の国思春期研究会で
川越市と教育委員会が後援しています。
学校では歯止め規定があって
なかなか踏み込んだ性教育が行えない中で
市民団体の力を借り
手上げ式であるものの市立中学校で
ほぼ全校でさっこ先生を講師として
「性感染症対策講座」や
妊婦さんの体験を聴いたり
赤ちゃんに実際に触れ合う機会もある
「子育て体験学習」が行われてきた下地があったこと
そして市議会で会派を超えた女性議員が
繰り返し一般質問で取り上げ
部局を超えた行政の課題として共有されてきた
その過程に感銘を受けました。
包括的性教育については
さいたま市議会でも私自身も
文教委員会の議案外質問で取り上げましたが
会派を超えて何度も質問で取り上げられてきました。
思春期保健教室という
助産師さんを呼んだ講座は行われているものの
まだ年間35校が最大で
市立学校168校には遠く及びません。
息子の中学校では
学校が独自にさっこ先生を招致した講座をやっていて
1年生は生理と射精
2年生はLGBT
3年生はデートDVと自他の身体を大切にする上で
とても重要かつ現代的なテーマを段階的に扱っており
医学的な解説により
違和感なく受け入れられる
かつ寸劇や映像等から実際の場面を
思い浮かべて聴ける実践的な講座で
これは外部講師ならではだなあと感じました。
性の情報が氾濫する中で
性行為感染症や性犯罪や望まない妊娠から
子ども達の身を守るためにも
さいたま市でも全中学校で
子ども達が3年間のうち少なくとも一度は
このような外部講師による包括的性教育を受けられるよう
環境と予算の整備を進めたいものです。
そして大宮か浦和にもユースクリニックが欲しい。
川越は県内各地からアクセス可能な交通の要なので
広域に移動する若者の市外からの来場者も多いらしく
であれば尚更さいたま市の若者が集まる街にも
あるべきだ思います。
月一回の川越のユースクリニック
一度参加してみたいと思います。
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