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【12/8(月)子ども文教委員会にて議案外質問🙋】

  • 執筆者の写真: satomisasakims
    satomisasakims
  • 12月8日
  • 読了時間: 3分

今定例会で取り上げたのは以下の2つのテーマです。

ヒアリングさせてくださったママ達

課題意識を持って意見をぶつけてくれた友人に感謝です。

 

1. 障害のある児童の保育園の入園について


障害があって加配が必要なお子さんを育てているご家庭から

保育園探しに非常に苦労されているというご相談をいただきました。


さいたま市には育成支援制度と言って

公立保育園(保育所)において障害のあるお子さんを

保育士と2:1もしくは1:1で加配を行い

受け入れる仕組みがあります。

そして、公立保育園での育成支援枠は2:1加配の場合4名

1:1加配の場合は1名を2名分にカウントして

最大4名の受け入れ枠を設定しています。


◎ しかし、公立保育園の育成支援枠は不足

→ 希望者121名中44名が不承諾


◎ 公立だけでなく、私立保育園での受け入れ拡大が課題


◎ 私立保育園でも受入れ体制を整えるためには保育士の確保がネックだが、引き続き園の経営支援や研修実施を要望


◎ 保護者が園探しに苦労しないよう、情報の見える化・手続きの簡素化を要望

「お子さんに障害があっても安心して仕事と子育てを両立できるまち」を目指したい☆彡 


2.いじめを行った児童生徒への支援・指導について


いじめられた児童生徒の保護やケアは勿論最優先ですが

いじめを行っている子もその行動の背景には

生活不安やストレス、感情のコントロールや

人間関係構築のスキルが身に付いていない 等

発達特性・課題がある場合もあり

原因を丁寧に把握した上で支援する必要があります。

放置されて”そういう子だ。気にしないように”という対応を

周りが取ってしまうと、本人が変わるキッカケを逸して問題は再発します。


いじめを行った児童生徒への支援・指導の重要性への認識

そしてその支援・指導には外部の他職種の専門家との連携も必要なので

その体制について尋ねました。


◎ いじめの認知件数は全国的に増加傾向


◎いじめを行った児童への対応は「謝罪をさせるだけ」では不十分

 → 背景に不安や発達課題がある場合も


◎ 時には別室指導を含め、継続的な行動変容につながるまでの支援と専門家との連携が必要


◎小学校でのいじめの認知件数、暴力行為などの増加を踏まえ

→小学校でのスクールカウンセラーの勤務日増加を提案

→警察OBである学校生活支援員を2週間派遣しているが、派遣期間の延長も要望


小学校のいじめの認知件数は中学校の倍ですが

さいたま市ではスクールカウンセラーが小学校に出勤するのは月2日

中学校は週1日です。

月2日ではカウンセリングをこなすので精一杯

いじめへのアドバイスにまで時間が割けないのではないかと思います。

「いじめられた子も、いじめてしまう子も支援が必要」です。

コメント


さいたま市議会議員

佐々木さとみ

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TEL 048-797-8639

FAX 048-797-8649

email: info@sasakisatomi.com

2025.SUMさとみ市議会レポート(6月定例会)最終.pdf

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